【コピ・ルアク《フレンチプレス編》】

本日の珈琲は、『世界で最も高価な珈琲』といわれる【コピ・ルアク】を、フレンチプレスでいただきます。
◎コピ・ルアクとは何か
『コピ・ルアク』という言葉を、聞いたことがあるでしょうか?
前述のとおり、『世界で最も高価な珈琲』ということで、聞いたことがある方も多いかもしれません。
コピ・ルアクとは、
「ジャコウネコの糞から採取された未消化の珈琲豆」
のことです。

コピ・ルアクは、インドネシアの島々で生産されていますが、フィリピンや南インドでも、同様のものが生産されているそうです。
元々、コーヒーの木で熟した珈琲の実を、野生のジャコウネコが食べてしまっていたのですが、種に当たる豆の部分は消化されないため、糞として残っていたのだそうです。
海外で消費される高価な珈琲を、現地の人は飲むチャンスが無かったので、ジャコウネコの糞の中に残っていた珈琲豆を、洗って乾燥・焙煎して飲んでみたら美味しかった、というのが発見の経緯と言われています。
今は、【コピ・ルアク】がブランド化して、アメリカや日本、アジアで人気があることから、ジャコウネコを飼育して、餌として珈琲の実を食べて貰って、生産しているところもあるようです。
◎今回の豆について
今回いただいた【コピ・ルアク】は、インドネシアにあるスペシャルティ珈琲ショップの『ANOMALI COFFEE』で焙煎されたものです。
改めて調べていて知ったのですが、【コピ・ルアク】は、珈琲豆の品種の名前でも、農園の名前でもありません。
上記のように、ジャコウネコが勝手に食べていた訳ですから、「豆の品種」や「農園」などは特定できないのですね。
でも、今は「生産」しているので、豆の品種や産地の情報もわかる場合があります。
『ANOMALI COFFEE』のサイトによると、今回の【コピ・ルアク】は、次のような珈琲豆で出来ています。
産地:Bintang, Toweran, Aceh
標高:1.300 m
生産処理 : Full- Wash
品種 : Tim Tim
『Tim Tim』というのは、インドネシア特有のハイブリッド種で、アラビカ種とロブスタ種のハイブリッド種のことなのだそうです。
このハイブリッド種のことを、アメリカでは『Hybrido de Timor』、インドネシアでは『Tim Tim』と呼ぶそうです。
◎独特の余韻を愉しむ
さて、前置きが長くなりましたが、そんな【コピ・ルアク】を、今日はフレンチプレスでいただきます。
豆を見ると、大きいものも小さいものも混ざっているようですが、丁寧に処理された様子がうかがえます。

焙煎は、Medium Bodyということで中煎りです。香りを愉しむために、浅めの焙煎になっています。
豆のままでは、特に特有の香りというものは感じられませんでした。浅めの焙煎ということもあるかもしれません。
水色は、淡く明るい印象的です。甘い香りがします。

口に含むと、ナッツのような香ばしさと甘みのバランスの取れた味わいがあります。
【コピ・ルアク】の素晴らしさは、口の中に残る余韻にあります。鼻に抜けるような香気、という感じではありません。口の奥の方で、ふんわりと漂う甘い香りが、この珈琲の真骨頂ではないでしょうか?
苦みとかクセのようなものがほとんど無く、ただただ甘く長く続く余韻がある。
ゲイシャ種のように、華やかな香りがあるというのではなく、また果実味のようなジューシーさに驚くというわけでもなく。
強烈な個性を主張していないにもかかわらず、じんわりと後から『美味しいなあ』と感じられるというのは、やはり【コピ・ルアク】ならではなのかなあと感じました。

今日も、美味しい珈琲をいただけることに感謝します。
2017.07.17
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